人生。

さて今回の記事は今の自分を忘れない意味でも、人生について書いていきます。

そもそも人生ってなんのためにあるんでしょうか。

分かってしまえばもちろん面白くないわけです。

でも知りたい、答えを出したくなるのが人間。

例えば、ギャンブルが好きな人は大当たりしているときに快楽を感じている訳ですが、

その快楽を忘れられないがためにギャンブルをやり続けます。

巷ではこれを脳汁がでるという表現をされています。

では話を変えてみましょう。

起業して成功し、大金を稼ぎたいと思っている人がいるとします。

その人が努力の末、成功し、大金を稼いだとき、脳汁がでると思います。

その人はその感覚が病みつきになり、

次はどうやって稼ごうか、考えます。

そしてまたあの快楽を得るために頑張ります。

また成功し、脳汁を出します。

で、なにが言いたいのか？

人生って要は脳汁をどこで出していくかだと思うんです。

その向かう先が、クスリやギャンブルであったら

周りの人は悲しみ、その人は堕落していきますよね。

しかし趣味や仕事で脳汁を出せる人はどうでしょうか。

まったく逆の素晴らしい方向へいきますよね。

「俺は(私は)クスリが気持ちいし、自分の存在を感じられるし、

あとのことはどうでもいい。」

その人がそれでいいなら、私は止めはしません。

でもやっぱり、周りの人に認められるか、否定されるかで大きく違ってくると思います。

タイムリーな話ですが、元プロ野球選手のK原選手に判決が言い渡されましたね。

彼は「子供のためにも支援してくださっている方のためにもクスリをやめていく」

というような発言をしていましたが、

私には到底彼の言葉からクスリを断てるとは思えませんでした。

これを見て不快になられた方には先に謝ります。すみません。

ですが私がこう思うのにも理由があります。

それは、彼が自分のためではなく、

自分以外の人のためにクスリをやめると言ったからです。

その人がいなくなればまたやるんですかという事です。

やるかやらないかは自分の考え一つではないのかと思いました。

自分以外の人が悲しむからやめるというのは我慢するという事です。

私には到底それが克服につながる事だとは思えません。

自分に打ち勝つことで、周囲に認めてもらう、

自分を第一に考え、なぜクスリをやりたいかを考える、ノートに書く、

クスリをやり続けたあとの自分がどうなりたいのか、徹底的に考え抜きます。

これくらい言葉が欲しかった。

それくらい私は心配しています。

周りのためにというのは、本人の寂しさからも来ているような気がします。

この記事のはじめに脳汁の話をしました。

私の憶測ですが、

彼はおそらくプロのプレーを行うこと、そしてそれを認めてくれる大勢の方がいる

という状況に気持ちよさを感じていました。

しかし引退し、故障し、あのころとのギャップに苦しみ、

気持ちよさを他で得ようとした結果、あのような結果になったんだと思います。

しかも彼は、並みの人では得られないほどの刺激をプロで経験してしまったのだから、

それを埋めるのはすごい大変なことですよね。

彼の存在を擁護するつもりも否定する気もありません。

ただ今後が楽しみです。

そして人生についての答えは出るはずもありませんし、

日々いろんな経験をして自分の生きていく眼を養っていきます。

ありがとうございます。