ネットに本当の情報は書いてない。
今日はインターネットの情報の価値についてです。
ネットが普及した社会ではわからない事、
少しでも疑問に思ったことがあれば検索すればすぐに答えがでてきます。
言葉の意味などを調べるのに、
辞書代わりにネットで検索することは、
良いと思います。
しかし、言葉の意味など単純なものであれば、
すぐに解決しますが、
わからない事というのは千差万別かと思いますので、
複雑な疑問に対しては、求めている答えと違ったり、
またはかなり浅い情報しか出てこない、
もしくはそのようなページが存在しないなどといったことがあります。
求めている答えと違うくらいなら良いのですが、
問題はこのかなり浅い情報しかでてこないことです。
わからない事の中で自分が踏み入れた事のない分野だとしたら、
浅い情報を手に入れ、それが全てだと思い込んでしまいます。
そしてその浅い情報を手に入れ、
全てをわかったような気分になってしまうことが、
一番恐いです。
この記事で僕が言いたい事は、
本当に自分が知りたい事は、
ネットの検索で満足するだけでなく、
自分の目、耳で触れてみる事です。
ここで一つ例を出します。
ネットの輸入販売で稼ぎたいと
思っているXという人がいます。
Xはネット販売の知識は全くありません。
そしてなんとなく物が安い中国に目をつけました。
Xは中国の安いものを仕入れて、日本で売ろうと考えました。
まずネットで検索をして、
代表的で有名な仕入れのサイトを見つけました。
そしてそのサイトから仕入れて日本で売りました。
売れはしましたが、クレームが相次ぎました。
それは偽物のクレームでした。
もちろんこのことによりXの商売は失敗に終わりました。
原因は完全にネットの情報を鵜呑みにしてしまったことです。
現地の人からはその仕入れサイトは、
偽物ばかりだと言われていますが、
日本ではあまり知られていない事でした。
ここに例えば中国人の友達がいれば、
「あのサイトは偽物が多いから気をつけた方が良い」
という助言をもらえました。
その言葉一つで変わったことがあったかもしれません。
これは極端な例ですが、
ネットの情報だけを鵜呑みにしていると、
時に失敗したり、恥をかいたりする事になりかねません。
この記事を通じて一人でも多くの方に、
自分のリアル世界での体験、経験が、
どれほど強いかというのを知ってもらえればこれ幸いです。
ありがとうございます。